誰か帰り道を知らないか

くたびれ果てたおっさん達の備忘録

店の名は / 2018年3月3日(土)のこと

参加メンバー   そもそも    ぜっつー

 

近鉄沿線の藤井寺という超辺鄙なところで飲み会を開催することになった。

しかしこの駅前にはこれといった居酒屋がない。

いや、不案内な土地なので分からないだけなのかもしれない。

以前近郊に住む者に手頃な店を教えてもたったことがあり、そのときの

かすかな記憶を頼りに近所を探してみるがそれらしいところはすでに満員で

扉を開けることさえ憚られるような状況だ。

むぅ。やはりあそこしかないか。

勢いのある出店攻勢でこのごろよく見かける「満マル酒場」。

屋台居酒屋風の名のとおりチープ感を売り物にお手頃バラエティなメニューが

素敵な店だ。 イスの背もたれが無いのは屋台風の演出と泥酔チェッカーを兼ねている

ものと思われる。ちゃんと二度漬け禁止のソースも串かつオーダー用紙も完備だ。

オッサンどもにうれしい焼酎のボトル売りだってある。面倒くさい何度もおかわり

しなくてもグビグビいける。

あー そうだよそうだよ。

こんなのでいーんだよ! こんなのがいーんだよ!

 

・・・ふっ。

反省をしない反省会。何も決まらない会議。何ひとつ建設的でなく

ただただこの世のウサを晴らすべく延々と呑む会。

いや。グチは言うまい。言わすまい。

過去の話題はサブカル・ポップ。

今のリアルは職場の糾弾。

未来のねたは旅の夢。

百花繚乱魑魅魍魎。 いや、ただのおっさんのたわごと。

結局何の話をしたか全然おぼえていないのだけど。

***

いいかげん酔っ払ってお開きに。

藤井寺駅に向かう道すがら そういや昔、近鉄球場ってのがあったよなぁ。

ひょっとして幼き日の吹石一恵もこのへんに住んでて、このお月さん見てたの

かもなー。

なんて。

 

これっぽちも思わなかったけど。

今、思いついたので書いてみた。

 

 

 

 

嗚呼、高見山 / 2018年2月18日(日)のこと

参加メンバー   そもそも    ぜっつー

 

積雪期登山。   積雪期といえば樹氷である。

関西で樹氷といえば高見山。 なので高見山にいってみることにした。

久しぶりの登山なのでわくわくするねー。

で、明日は仕事なので朝早く出て早い目に帰宅しようという計画だ。

そもそもがぜっつーをピックアップして高見山に向かう。

当初は通常の寺の近くの駐車スペースに停めるつもりだったが

いっそ大峠に行ってみようかと話になり・・・峠に至る林道にクルマを

乗り入れる・・・  はい。数十メートル進入したところであえなくスタック。

まあ仕方ない、押して脱出だ! ・・・できない(汗)

このあと数時間にわたりスタックしたクルマを押したり引いたり蹴飛ばしたり(うそ)

したけれど全く歯が立たず。半世紀近く生きてきた大の大人がこんな事さえ解決でき

ないという現実に嘆くしか術の無いなさけないおっさん達であった。

 

結局通りすがりのジムニー兄さんが一度通り過ぎたものの、気になって引き返して

来てくれ、ワイヤーであっさり救助。ものの数分の仕事。

「あ、ありがとうごじゃいますた・・・」なぜか固い握手をして別れる。

 

そして・・・本来の駐車場に到着したのはすでに陽も高い10時半~。

本当に今から登るのか・・・  

 

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なんとか登頂。

 

***

 

久しぶりの雪山はヌケた青空とあいまって素晴らしい一日となった。

登っている間の遠望も山襞の陰影がくっきりと映え、山塊の雄大さを

ダイナミックに表現しているようで印象深い。

ひょっとしたら登山開始時間が遅かったのでその分太陽の高度が高くなり

いつもと違う感じの光が感じられたのかもしれない。

怪我の功名ならそれはそれでヨシ。

帰宅は遅くなったけれど気持ちのいい運動になった。

 

冬こそ野営の季節とて / 2017年12月9日,10日のこと

参加メンバー    そもそも   ぜっつー

 

 

冬のキャンプである。

先月天王寺で綿密な飲み会・・・否、打ち合わせを行ったにもかかわらず

バタバタとつぎはぎだらけの準備と道中になった。

行き先は和歌山、まあキャンプというかテントでねぐらを確保しといて

焚き火で酒飲む会ということで。

わりとゆっくり目に自宅を出発、楽しい買出しと寄り道をしながら

キャンプ地に着きあとは野となれとばかりに宴会突入。

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P1

現地の方にカニを戴きました。  ありがとうございました!  

思ったほど寒くも無く風もすくなかったので快適な焚き火日和。

やっぱ直火はいいね。

薪が少なくなった頃合で就寝。

***

翌朝は海岸を散歩したりして酔い覚まし。

師走の海岸でも驚くほど静かで暖かい。

ぶらぶらと磯の香りを楽しむ

 

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P2

潮溜まりのウメボシ。

これはホヤみたいに食べられないものかな・・・

 

 

***

 

 

今回のキャンプは本当に何もしないキャンプ

メシをこしらえ酒を飲む以外は何もしない。

本も読まない、工作もしない。

もちろんフリスビーもスラックラインもしない(できないけど)

スピーカーから低く流れるヘレン・メリルアート・ブレイキー

それとて酔ってしまえばただのノイズ。

酔っ払いの泥舟はひたすらに恍惚の意識だけを垂れ流して漂う。

忘れたいのは過去か未来か。

今日も今日とて。

 

 

 

 

始まりの顛末 / 2017年11月4日のこと

参加メンバー  そもそも   ぜっつー

 

この日、おっさんズの初会合が開かれたのは阿倍野アポロビルの吾作亭。

来月に迫った冬キャンプの詳細を打ち合わせするという理由での単なる飲み会である。

久しぶりの飲み会ということもあり、おおいにガッツいて飲み食いしたのだが

やはりというか何と言うかお決まりの満腹中枢壊れましたモードに入ってしまい

次の店で爆沈。何とか最終電車に乗ったもののそのまま他県まで乗り過ごしてしまい

十数キロを歩いて帰宅したぜっつーと電車に乗れずそのままどこかで居眠ってしまった

そもそも。 両者とりあえずなんとか無事に帰宅?したがこのていたらくは次回以降に

も繰り返されるのであった・・・あかんやん。

 

 

最初のページ

本ブログはおっさん達の備忘録である。

最近めっきり物忘れが加速しているおっさん達にとって記憶を引っ張り出すタグとして

の役割を担わせるべく書き残すものである。

基本は公開仕様で複数人での編集が見込まれる。

内容はだいたいイイカゲンでテキトー、また特定を散らすため随時フェイクを

放り込むのでデータとしての信憑性は著しく低い。

なので物言い・クレーム・指導の類は一切受け付けない。

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まあ昨今のご時勢、しがない個人ブログが検索で浮上することもなくなったので

ゆるり、だらりと記していきましょうか。